はなせないことをはなす Vol.09 ゲスト:藤井光(美術家)
日時:2023年3月24日(金) 19:30-
会場:Art Center Ongoing 1階カフェ
参加費:1000円(要ワンドリンクオーダー)
定員:先着30名様(info@ongoing.jpよりご予約も承ります。お名前、参加人数、連絡先をお伝えください)
『はなせないことをはなす -CRITICAL IMPULSE TALK SERIES-』は、現場のライブ感を大切にすることをコンセプトに、オンライン配信を一切行わず会場に来た人たちだけがリアルタイムのトークを間近で体験する連続トークシリーズです。
昨今のSNSでの過度な反応や、そうした状況が生み出す忖度を一切抜きにして、文字通り顔の見える範囲で、普段話すことが憚られる内容を気兼ねなく話す場所を目指します。「はなせないことをはなす」というタイトルに込めたのはそうしたストレートな想いであり、また固執してしまった考えや視点を今一度解き放つという意味も同時に含んでいます。
毎回多彩なゲストをお呼びし、月一のペースで開催していきます。
第9回目のゲストは美術家の藤井光さんです。
今回のテーマは「公然の秘密」です!
トーク前半部はゲストの方々へのインタビュー形式で、後半部は観客の皆さんや企画側を含めたディスカッション形式で進める予定です。ぜひ、会場に実際に足を運んでいただき、ここだけでしか”はなせないはなし”にみなさんもご参加ください!
藤井光(Hikaru Fujii)
美術家。東京都生まれ。さまざまな国や地域固有の文化や歴史を、綿密なリサーチやフィールドワークを通じて検証し、同時代の社会課題に応答する作品を、主に映像インスタレーションとして制作。近作は、米軍が東京都美術館で開催した日本の戦争絵画展を再現した《日本の戦争美術 1946》(東京都現代美術館、2022)、福島からの避難民に対する不条理な差別を構造化させた《あかい線に分けられたクラス》(水戸芸術館、2021)など。第10回アジア・パシフィック・トリエンナーレ(クイーンズランド州立美術館、2021)に参加、森美術館開館20周年記念展 「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」(会期:2023年4月19日から9月24日) に出展する。
企画:
ポル・マロ Pol Maló
アーティスト(ペインティング、インスタレーション、音楽)。
佐渡島Galaxy Art Fedtival (2022)、Roppongi Crossing (2004 森美術館)、こもれび(2003水戸芸術館)、Out The Window (2004国際交流基金東京)、Sketchy Pop-Ups (2004 SCAI the Bathhouse個展 solo exhibition)、Phase of Post Music (2000 ICC Inter Communication Centerコンサート)、 Variations on a Silence (2005 Re-Tem 東京)、茶柱レコード(1999-2003 レコードレーベルと展示スペース付きレコード屋渋谷)など。トランスナショナルアーティスト、国籍的なアイデンティティ無い。芸術と哲学の教育。
針谷周作(Syusaku Hariya)
編集者・プロデューサー。1999年に音楽とアートの雑誌『salon』を創刊。ヨーロッパの電子音楽家・アーティストを中心に取材を行い、ウェブマガジン「unsorted」/unsorted booksを設立したのち2011年出版編集会社コトノハ設立。多摩美術大学、東京藝術大学、東京経済大学等で非常勤講師(現在は終了)。初代『街の手帖』編集長兼発行人。ナチュラリスト。
https://cotonoha.co
小川希(Nozomu Ogawa)
1976年東京都生まれ。2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。現在、同施設の代表。文化庁新進芸術家海外研修制度にてウィーンに滞在(2021年-2022年)。中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクトTERATOTERAディレクター(2009年-2020年)、レター/アート/プロジェクト「とどく」ディレクター(2020年-2022年)、茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクトキュレーター(2019年)、社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクトUENOYES(ウエノイエス)ARTS TIME PROJECT ディレクター(2018年)など多くのプロジェクトを手掛ける。