わたしのコトノハ|カフェ昔日の客・関口直人さん
ポッドキャスト番組「コトノハRADIO」では、「わたしのコトノハ」というテーマでゲストをお迎えし、これまでの人生で心に深く残った言葉を紹介していただきます。
記念すべき最初のゲストは、大森にある「カフェ昔日の客」の店主・関口直人さんが登場します。
関口さんの父・関口良雄さんは、現在のカフェのある場所で古書店「山王書房」(1953年4月〜1978年3月末)を25年間営んでいました。
当時、お店には、尾崎士郎、尾崎一雄、村岡花子、野呂邦暢、三島由紀夫、沢木耕太郎ら文士たちが出入りしていました。
文士や市井の人々との交流を綴った、関口良雄著の随筆集『昔日の客』(1978年、三茶書房刊)は、
やがて入手困難な「幻の名著」と古本愛好家に呼ばれるようになります。
2010年、夏葉社より32年ぶりに復刊され、話題を呼びました。
古書店主として文学を愛した父の良雄さんから言われた、いまも心に残る言葉とは……。
今回から2回にわたり、関口直人さんの【わたしのコトノハ】をお届けします。