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【WEB街の手帖】池上駅の商業施設「エトモ池上」が3月30日オープン

 2021年3月30日、池上線・池上駅の商業施設「エトモ池上」がオープンする。
 池上駅は、1922年、池上電気鉄道とともに開業した駅。これまで改札の中に踏切がある駅として、鉄道ファンなどからも注目を集めていた。弊社が発行する『街の手帖』にも、たびたびその懐かしい面影が登場していたが、今回、地上5階建ての商業施設を備えた駅となった。

 エトモ池上の中には、物販店や飲食店など26店舗が入り、さらに図書館や交番などの3つの公共施設を内包する。
 外観は街のイメージを取り込んだデザインが随所に施されており、地域の人たちのニーズを満たす機能を備え、池上という街に賑わいをもたらしてくれそうだ。
 コンセプトは「日々の暮らしを支え、彩る、門前町の新しいシンボル」。「池上に住みたい、住み続けたい」と思っていただくことを配慮している。

 エトモ池上の中を紹介しよう。
 1階からの長いエスカレーターを上って、右手に行けば、改札へと続く通りの両脇を賑わす「池上仲見世」がある。ここが東急フードショースライスになっており、ベーカリーやカフェ、惣菜、洋菓子などの店舗があり、中には蒲田名物の羽付き餃子で知られる你好 恵馨閣も入っている。
 2階から3階へと続くエスカレーターを上ると、東急ストア、カルディコーヒーファーム、そしてカルディが運営するカフェカルディーノがあり、このカフェのテラスからは池上本門寺の五重塔と大堂を眺望することができ壮観だ。

 4階に上がると、大田区立池上図書館とスターバックス、さらにフィットネスジムのアトリオライトが。図書館で借りた本を持って、スターバックスで読むことができるのは嬉しい。読書とカフェでまったりしたら、ジムで汗をかくこともできる。まさに1日中ここで過ごせる施設が整っている。図書館の奥にはキッズスペースもあり、そこに往年の池上線ファンならご存知、アオガエルを模した空間にも注目だ。

 またスターバックスの壁にある大型のアートパネルは、旧池上駅の古材「えきもく」が使用されている。このえきもくは、駅改札内のメモリアルコーナーや、エトモ池上2階メインエントランスのプランター、図書館の図書返却ポストなどにも使用されている。旧池上駅で長年親しまれたホームの木製ベンチも復元されている。

 そして子どもや電車ファンには嬉しい、池上の街と池上線を豪快に上から望むビュースポットもある。電車を間近に見たいなら、2階にある「しぶそば」がおすすめだ。しぶそばでは、地元池上のお店とコラボした池上限定の「村田商店のあんみつ」や贅沢に海苔をまるごと一枚使用した「花巻そば」が目玉だ。のどかに走る池上線と街の風景を眺めながら味わいたい。

 ほかにも施設内には、紋切り遊びをモチーフにしたオリジナルの”紋”や、駅の外観には池上本門寺の万灯をモチーフにした行灯、そしてリバイバル電車・きになる電車をイメージしたポストも設置され、大きな商業施設ながらも街になじむ遊び心を感じることができるだろう。

エトモ池上
住所 東京都大田区池上6-3-10
池上線池上駅直結
https://etomoikegami-teaser.jp

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