昭和50年代から池上線沿線で書店を経営する藤乃屋書店が、11月４日にリニューアル・オープン。池上線御嶽山駅に隣接する恵まれた場所が、瀟酒で現代的な３階建の建物に生まれ変わった。藤乃屋書店はこのビルの１階で営業を行う。

店内中央には、可動式の木製の本棚が配置されイベントにも対応。店内にはカフェスペースも設けられ、ナチュラルさとスマートさが混ざり合ったオリジナリティある雰囲気を放っている。その影響か、以前は売れなかったジャンルの本が売れるようになったのだそう。また、本以外にも文具や雑貨も販売する。

来年早々には、カフェもオープンする予定だ。コーヒーは2014年にシドニーから上陸したSingle Oの豆を使用する。大田区内でも減少傾向にある書店だが、池上線沿線に新たに生まれ変わった藤乃屋書店のオープンは、とても明るい地元のニュース。装いも新たに、地元の人に愛される書店を目指す。