池上線雪が谷大塚駅の３階。これまで東急のカルチャーセンターがあった場所に、機能特化型個室シェアサービス「roobby-fit 雪が谷大塚」がオープンする。

キャッチフレーズは、“「好きなこと」を気軽にできる世界へ“となっている。
サウナやトレーニングルーム、アトリエやDIYルーム、シミュレーションゴルフなど、自宅にあったらいいなと思う憧れの空間を、自宅以外の場所で気軽に利用できるというコンセプトに基づいているようだ。

実際に中に入ってみると、大きさの異なる７つの個室には、部屋によってダンベルやランニング・マシン、フィットネス・バイクなどが装備されていて、既存のフィットネス・ジムのように他人の目を気にすることなく没頭することができる。
さらに個室ごとに予約できるので、目当てのマシンが誰かに占有されていて使えないということもない。また部屋のタイプや時間帯によるが、３０分２００円から利用できるという低価格な料金設定も、これまでのジムの月額利用料金と比較して格段に低い。入会金も月額料もないのでとても気軽に利用できるのが嬉しい。

これまで既存のジムでは個人トレーナーによるレッスンなどが禁止されていた場所もあったが、個室単位で利用できるため、個人トレーナーや個人のヨガ・インストラクターにとってもいい活動の場になるのではないか。

予約はスマートフォンのLINEからできる。

取材前は、格安のフィットネスジムというイメージだったが、実際に訪ねてみてスポーツだけではなく、趣味のあう仲間との自宅以外の集いの場としても人気が出そうだと感じた。
最後に付け加えておくと、駅３階にある「roobby-fit」の窓からは鉄道好きならご存知の「雪谷検車区」も一望できる。

デスクワークの多い編集部では、このフィットネスと趣味をかけあわせた新名所を早速利用することに決めた。