渋谷から京王井の頭線に乗って特急で４駅目。
スマホの地図を見ると久我山駅に隣接しているカリーショップくじら。

改札を出て神田川沿いに歩くとすぐに元喫茶店の緑色の看板が目に入る。
店内に入ると雑貨や絵がぎっしりと展示されている。何があるのかと展示物を眺めているとわくわく感が湧いてくる！

訪ねた日は、浅草橋天才算数塾の星葡萄さんによる動物の絵をメインにした展示が行われていた。
星さんの絵本『おかおみせて』（福音館書店）も販売されている。最近、２刷になったそう。

昨日、ある仕事がひと段落し、祝い酒の飲み過ぎでほぼ眠れなかったのだが、＜ポークビンダルー＞を口に運ぶとカレーの酸っぱさにいっぺんに目が覚めた。

プレート左側にある＜キーマカレー＞は、＜ポークビンダルー＞とうって変わって甘くてやさしい味。 左右に盛られたカレーを真ん中のライスと混ぜながら食べるのは、なんだかとても贅沢だ。時間の流れがゆっくりと感じられる。
時折ラッシーを飲みながら、口の中に広がった酸味と甘みををリセットする。

店員としてカウンターに立っていた映画監督の女性は、＜ポークビンダルー＞の酸っぱさがクセになり、まかないではいつも食べているとのこと。

近々、この＜ポークビンダルー＞と＜チキンカリー＞がレトルトになって販売を開始するそう。
通常のレトルトカレーとは異なる、小ぶりなかわいいパッケージ。
製造は、カレー好きなら知っている「デリー」が行っている。

カリーショップくじらは、高円寺で山形居酒屋まらなどを経営する株式会社どりーむずかむとぅるーが営むお店。
今回訪ねた久我山のほか、阿佐ヶ谷、高円寺にも店舗がある。

帰りに店の外へ出ると、目の前の神田川の流れがなんとも情緒があって印象に残った。

ごちそうさまでした！

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